寂しさは秋の風

昼過ぎまでずっと二人きり―――なんて素敵なシチュエーション。ポコポコと用事をもらい、嵐吹く怖い運動会の練習を見ながら、色んなお仕事した。近頃どうも眉毛にシワが寄ってるらしく、ある先生に「空いてる教室使ってネ」と声をかけていただく。僕の防空壕


ん〜、眉間のシワの原因はきっと、このところ真剣に悩んでることが三つあって、ひとつはもうすぐ光が射してきそうで……。って。そんな折りに、地元の教育委員会から立て続けに留守電モシモシコールがあってさぁ、今日も担当者に電話してみたら、某学校で講師をしませんか?しかも明日から、とのことで……。うーん、悲しい思いをせんように、講師登録は任期中はストップしたはずなんだが!履歴書が色んな校長のもとへ行ってんだろうな。クルクルと頭上のプロペラが回った。すぐに止まって凹んだ。


土曜日に友だちと電話してたんだけど、ちょっと助走が長すぎたかな。きっと長すぎたんだ、って。


寂しさは秋の風。すっかり季節は変わったね。