校門vs昇降口

きょうこんなことがあった。


きょうは会議のため,クラブなしの一斉下校だった。ある学年では,担任以外の教師は生徒の下校指導をするという予定になっていたんだけど,ある先生は昇降口の下駄箱のところで下校指導をしていた。他の先生たちは校門で下校指導をしていた。その先生の行動が力を持ってる先生の逆鱗にふれてしまって,「なんで校門に来なかった!学年で足並みそろえないと!」とガツンと言われて,その先生はしょんぼりしちゃって。


筆者は昇降口で担当の子どもたち全員に声をかけていて,横ではその先生が気にかかる子どもたちに声かけをしていた。それがどうしていけないんでしょう?って。絶対に校門に行って下校指導をしなくてはならなかったんだろうか?その先生は,とっても優しさにあふれてる人で,「靴のヒモむすびや〜」とか,クシャミしてる子がいれば「体調気をつけや〜」なんて言ってあげてて。


同じことをやっていても,一方が褒め称えられる行動で,一方が弾圧される行動って,何ともいえない矛盾を感じてしまって。目に見えない影ながらの子どもへの接し方っていうのも,光が当たっていいと思う。


現在の勤務校は,はっきり言って筆者にはあっていないと思うよ。なんて言うか,特定の教科と特定の領域の教師たちが力を持ちすぎていて,例えるなら,キラリと輝く歯車が高速回転しているような毎日で,特定の教師たちは調子よく噛み合って,それに乗ってこれる者は賞賛され,歯車にかみ合わせることさえもできない者はサヨーナラー,そんな感じ。


だから,そういう力を持ってる人たちは,もの凄く偉そうで,ぞんざいで,それは教室でも職員室でも。ホント居心地悪いよなぁ。子どもに「おい,おまえ等!」,「どっかいけ!」なんて当たり前で,頭は平手ではたく,何とも何とも居合わせるだけで,やってらんない気分になる。前にも書いたけど,去年までは「番はってる」子どもがいた生徒指導困難校だったということを考えると,仕方がないといえば仕方がないのかな。


おとなしい子どもたち,スポットライトが当たらない子どもたちは,本当に筆者が感じてる以上に居心地が悪いと思う。自尊感情も育たんし,自己肯定感もあったもんじゃないよ。


あー,なんか最近愚痴ばっかり。