教育再生会議再生会議

教育再生会議のヤツ等は何を考えてるんだろうね。どっかの酒飲み屋の社長や歴史都市の教育長,なんかもう経営テイストを盛り込んだ大自慢大会でもやってるんじゃないかと。


酒飲み屋の社長は,経営の手法を取り入れて,進学率が高い学校に補助金を出すだの,学校バウチャー券を配るだの,ますます教育格差ができちゃうんじゃないですか。現場の先生は,ひたすら置いてけぼりをくらいますよ,きっと。教育長は教育長で,好きなことを言っておりますな。まぁ,言わんでおきましょ。


問題は,土曜日授業の復活。ホントにやる意味あんのかね?例えば,どっかの教育長の自治体では,ほとんどの学校が夏休みをカットして8月の下旬から授業をしています。これに加えて,更に土曜日の午前中に授業をしたからと言って,そんなに変わりますか???微々たるもんでしょ,きっと。それより総合の時間を削減,廃止すればいいよ。


それとですねぇ,教育委員会を学校や教員を指導,監督する立場から,学校とともに考え,行動する組織に変えんといかんね。言っちゃいけないけど,バカ親が多すぎ!だと思う。先生も大変よ,世間が思ってる以上に。

教育再生会議>授業時間増に学校現場では戸惑いや批判
6月2日0時4分配信 毎日新聞


 「授業時間を増やせば、学力が伸びるとは言い切れない」「学力アップの取り組みは必要」。1日、政府の教育再生会議がまとめた第2次報告。安倍政権が掲げる学力向上のため盛り込まれた「土曜日授業」などに、学校現場では戸惑う声が目立つが、条件付きで賛成する意見もある。一方、親たちの反応もさまざまで、賛否は分かれた。「徳育(道徳)の教科化」については、教師らから「規範意識はいくら知識で教えても定着しない」と疑問が投げかけられた。【まとめ・高山純二】
 ■土曜日授業
 学校週5日制は学校だけでなく家庭や地域と一緒に子供の「生きる力」をはぐくむことなどを目的に02年度から完全実施された。名古屋市の中学校に勤務する男性教諭(39)は本来の目的を強調したうえで「学力が低くなったから土曜日で補うというのは安易な考え」と批判する。「学力低下の最大の原因は『学ぶ意欲』の低下。現状のまま土曜日の授業を増やしても学力向上につながらない」(神戸市の高校教諭=53歳)と効果に懐疑的な声も多い。
 しかし、学力低下への危機感も少なくない。大阪市の中学校長(59)は「学力低下の実感がある。授業時間を増やして深い内容を教えられるようにするのは賛成。だが、人員の手当が必要だ」と条件つきで賛成する。
 土曜日授業には課題や問題点も山積し、教員の負担増や保護者の協力を心配する意見のほか「教育委員会も同じ勤務体制にならないと困る。事故が起きた場合、報告は週明けというわけにいかない」(栃木県日光市の小学校長=59歳)との声も。
 ■徳育教科化
 徳育(道徳)の教科化では「評価」が最大の関心事だ。札幌市の小学校教諭(51)は「心の問題は踏み込んではいけない領域。教科にした場合、どう評価するのか」と困惑する。第2次報告は「数値評価」を否定しているものの「ほかの評価方法について具体的な審議は中央教育審議会に任せる」(再生会議事務局)と評価に含みを持たせる。東京都内の小学校教諭(52)は「今は点数化しないと言っても、そのうち定着度を見る数値評価が入ってくるだろう」と話す。