ぞう列車がやってきた

熱いね どーなってんのかね 運動場なんて「遊ぶな危険」な蜃気楼

この間植えたマリゴールドも クターってなってて ちょっと様子が変


今日職員室でしゃべってたらさ

「〜メロン〜先生の言葉って ちょっとした一言が面白いね」

なんて言われてね これってどーなん? 誉め言葉?


子どもたちとは意識していい言葉で話そうとする反面

ときに和語でいうべきところを漢語で言ってみたり

和語 漢語でいうべきところを英語で言ってみたり

言葉のコードをちょくちょく変えて 喋ってるかな

あとねー 誰の役にも立たないような無駄知識を披露しすぎな面があるな


ちょっとさー 「治安が悪い」と「絶望的」という言葉が

まわりの先生にもうつっちゃいそうなので ここ2日は自粛してるとこ


さて 今日のお話


ある学年の登校日の映画会で「ぞう列車がやってきた」というアニメを見た

この話は 戦時中の名古屋の東山動物園が舞台で

動物を守ろうとした人たちの勇気の物語↓あらすじ

ぞう列車がやってきた 作品紹介


最初は映画の途中でぬけて 他の仕事をしようと思ったんだけど

子どもといっしょに お話に引き込まれて行ってねぇ 

泣きそうになりながら 最後まで見てしまった


上層部の命令で 猛獣を処分せよとの指令がくだり

トラやクマが飼育員の手によって殺されていく場面は

大人でさえも 目を覆いたくなるようなシーンで 

残酷で希望もない当時の世の中を映し出したようだった


やがて戦争が終わり 2頭のゾウだけ生き残った

戦争に行った当時の飼育係が ゾウたちと再会するシーンは感動したなぁ

Elephants never forget.(ゾウは忘れない=記憶力がよい)

という格言があるように ゾウはちゃんと飼育係をおぼえていた


絶望的な断崖絶壁に立っても 自分や誰かの勇気や努力によって

希望という名の原石が見つかるよ っていうのがテーマかな


こういうアニメを子どもたちに見せることは きっと意味があると思う

だって こういうアニメを見る機会なんて そうそうないし

この平和で豊かな現代の日本社会に生きていることが幸せで

だからこそ 自分や家族や友だちを大切にしなきゃ いけないんだ

なんてことが 伝わったら素敵だな なんて思った