晴天の心の空に広がった 夢の続きをこの眼で見てる

前任校の運動会に行ってきた。半年ぶりに会ったかつての教え子たちは,大きく,大きく成長していた。競技も演技も,一生懸命で全力で走って,練習の成果を出し切っていたね。競技の合間に握手してくる子,筆者の顔見て泣き出す子,なんていうか,こっちも涙ウルウルな感じで。なんか感じたことのない感じで。身体も心も大きくなってたよ。日没を沈黙で見送ってた日々がある意味懐かしく,晴れ空のもと,元気いっぱいの姿が輝いていた。


学年が上がって,クラスも変わって,自分たちの力で変わっていったんだなぁ。去年の学級崩壊を経験して,とってもしんどいクラスで,もちろん教師の働きかけや手を貸してもらうことも多々あるんだけど,子どもたち自身の変わっていこうという思いが,良い方へ向いたきっかけだったんだと心から思う。


「去年の先生のがんばりが今年に生きてるんだよ」って,校長先生が言ってくれてねぇ,なんていうか,感無量でさぁ。それから何人かの保護者と話をしてると,なんかとっても感謝されて,恐縮の行ったり来たりだった。


安心した。そう心から思う。

どんな大事なことも どんな馬鹿げたことも
今日の今このためと 言えるきっと言える

どんな素敵なことも どんな皮肉なことも
今日の今このためと 言えるきっと言える

   ―――CHAGE AND ASKA 「THE TIME」―――